本ブログは以下のようなお悩みのある方にオススメです。
- 根拠のあるトレードができていない方
- 兼業でトレードする時間のない方
- 相場の見通しが全く分からない方
こんにちは、クラゲ(@kurageinvest)です。
早速ですが、皆さんに質問です。
中長期のポジションを持つ際、何を根拠にトレードしていますか?
例えば、買いポジションを持つ場合、「日足MACDのGCで買い」「日足RSIが30を割ったら買い」とルールを決めて売買をしている方もいると思います。
確かに、MACDやRSIなどのインジケータやオシレータは視覚的に売買タイミングが分かりやすく使いやすいですよね。
しかし、インジケータやオシレータには騙しが多く、その騙しも含めて売買サインが点灯してしまいます。MACDがGCしたのに全然、株価が上がらないといった経験ありますよね。
そこで本記事では、テクニカル分析を用いて『悲観で買い、楽観で売れ 』といった投資原則に基づくトレード手法について解説していきます。
今回は、ナスダック100のチャートを例に解説していきますが、他の指数や個別株に対しても有効に活用できます。
本記事を読むことで短期的な値動きに翻弄されることなく、中長期的な買い場・売り場を見極めることができるようになると思います。
それでは、分かりやすく解説していきます。
テクニカル分析で買い場・売り場を見極める – ナスダック100
本章では、テクニカル分析で中長期的な買い場・売り場を見極める方法についてナスダック100の値動き予想も踏まえて解説していきます。
①チャネルブレイクは転換の予兆
②ナスダック100シナリオ(2023年8月21日~)
①チャネルブレイクは転換の予兆
直近のナスダック100のチャートを見ると、弱気チャネルを形成後、ブレイクしていることが分かります。
このような明確な節目を割れたことによって投資家の目線が揃い、「株は売り」「暴落はここから」と悲観的な発言が増えてきています。
では、このまま一貫して株価は下落していくのか?
個人的な考えとしては、一貫して下落していくのではなく、調整フェーズに移行すると考えています。
なぜ、調整フェーズに移行すると考えているのか具体例を用いて解説していきます。
こちらは過去にナスダック100がチャネル形成→ブレイクした後のチャートです(2023年1月~3月)。
チャートを見ると、強気チャネルをブレイク後、上限・下限がレジスタンスラインに変わり、調整フェーズに移行していることが分かります。
そして、相場の過熱感を測るオシレータであるRSIを見ると、日足で70を超えており買われすぎと判断できます。
つまり、多くの投資家は相場の過熱感を見て利確売り&逆張りショートを行うため、調整フェーズに移行します。
調整フェーズに移行する流れをまとめると以下のようになります。
①強気チャネル形成
②強気チャネルブレイク
③日足RSI70前後
④調整フェーズ移行
では、調整フェーズに移行する流れが分かったところで現在の相場を見てみましょう(2023年8月)。
先ほど具体例として上げた相場は上昇トレンドにおける強気チャネル形成であったのに対して、今回は下落トレンドにおける弱気チャネル形成となっています。
下落トレンドにおける調整フェーズに移行する流れとしては、以下のようになります。
①弱気チャネル形成
②弱気チャネルブレイク
③日足RSI30前後
④調整フェーズ移行
下落トレンドにおける調整フェーズに移行する条件をおおむね満たしています(できれば日足RSI30まで待ちたい)。
では、ここから調整ロングを狙っていく場合、どの水準まで待てばいいのか今後のシナリオ含めて次の章で解説していきます。
②ナスダック100シナリオ(2023年8月21日~)
今後のナスダック100のシナリオとしては、以下のチャートのようになると考えています。
このチャートは2023年初のチャートを反転させたものです。
そして、以下が現在のチャートです(2023年8月)。
つまり、弱気チャネルブレイク=一貫して下落していく訳ではなく、調整フェーズを挟むことでトレンドが継続していくと考えています。
また、具体的な下値目途に関しては、以下のように考えています。
- 上昇平行チャネル下限(14600pt前後)
- 週足20sma
現在は既に上昇平行チャネルの下限に到達し、日足陰線コマ足を形成しています。
来週以降の焦点としては週足20smaまで落ちるのか、反発し弱気チャネルの中に戻っていくのかに注目です。
週足20smaまで落ちてきた場合、絶好の押し目になると思います。
絶好の押し目が来た際、Twitter(現X)でお知らせするのでフォローよろしくお願いします(@kurageinvest)。
また、更に詳しく8月のシナリオを知りたい方は以下の記事がオススメです。
まとめ
①チャネルブレイクは転換の予兆
- 弱気チャネルブレイク=一貫して下落していく訳ではなく、調整フェーズを挟むことでトレンドが継続する
②ナスダック100シナリオ(2023年8月21日~)
- 上昇平行チャネル下限、週足20smaまで待ち、調整ロングを狙う
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] – 【投資の鉄則】『悲観で買い、楽観で売れ 』テクニカル分析で見極める方… 本ブログは以下のようなお悩みのある方にオススメです。 […]